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新聞を楽しんで読む方法

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今何が起こっているのか知るために新聞は必要です。それだけでなく、文章の書き方の参考にもなります。でも目を通すのだけでも面倒くさくなりませんか? そんな新聞を楽しんで読む方法を自分なりに考えてみました。

新聞はテレビ欄から見ますか? もしかしてテレビ欄だけしか見ませんか? 新聞は読んだ方がよいと思っていても、文字が多くて(当たり前!)いやになってしまうものです。本を読むのは好きなのに。

そんな新聞を少しでも楽しんで読む方法を自分なりに考えました。新聞をどうやったら楽しく読めるかなんて考えたことない方、普段新聞を読まないという方、文章上達のために新聞を読みたいけど読めていない方の参考になれば幸いです。

新聞は文章を学ぶのに有効

新聞は文章を学ぶのに有効な手段です。新聞などで使われている用字用語に関する書籍も出ています。代表的なものは共同通信社の『記者ハンドブック 新聞用字用語集』かと思いますが、そのほかにも新聞社や出版社各社からも出ています。

新聞を楽しく読む方法

では、新聞を楽しく読む方法をご紹介します。

主語と述語の位置関係に着目する

文章は、主語と述語を近づけて書くとよいとよく言われます。あまりに主語と述語が離れ、その間に多くの情報をはさむと、読みにくく、分かりにくくなりがちです。また主語と述語のねじれの原因にもなります。

新聞は簡潔に、理路整然と、誤解を招かないような書き方をされているはずです。主語と述語の位置、その間にどのような情報が入っているかなど、参考になります。

助詞「は」と「が」の使い方

助詞の「は」と「が」の使い分けを意識したのは、翻訳の学習を始めてからのことです。それまでさして気にもしていなかったと思います。なんとなくニュアンスの違いから使い分けていたかもしれませんが、その程度でした。

文法的な話になるとなかなか難しい問題ですが(私はさほど文法に明るくありません)、よく言われる違いを挙げると、「は」は既知の情報、「が」は新しい情報、ということです。これに関して『日本語の作文技術』(本多 勝一)に分かりやすい例があります。

① 問「ヘンリはどうした?」
ヘンリは到着しました。(顕題)
② 問「だれが到着した(んだ)?」
ヘンリが到着したんです。(陰題)

①の例では、ヘンリをお互いに認識した中で会話をしています。②の例では、回答で初めてヘンリという人物が登場しています。

自分ならどう直すか考えながら読む

新聞は必ず正しくて適切に書かれていて、修正の余地はないかというと、そういうわけでもありません。記者ごと特徴や力量の違いがあることが分かります。主語と述語の位置関係も違えば、助詞「は」と「が」の使い方にも記事ごとに違いが見られます。

同じ一面に載っている複数の記事を読んでみるても、ある記事では「が」が比較的頻繁に使われているのに対して、ある記事では一切使っていないということもあります。

文章の参考になるものもあれば、もしかしたら修正した方がよいと思える記事も見つかるかもしれません。主語と述語が離れていれば近づけてみたり、「が」を「は」に変えられるものはないか探してみたりするのが、手始めにはよいかもしれません。このように自分ならどう変えるかと考えながら読むと楽しめるのではないでしょうか。


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