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【英語力向上】考えるよりまずイメージを理解すると英語がすらすら出てくる

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英語を含め、語学を学習するには、頭で考えるよりイメージを理解することが効果的です。イメージを理解するとはどういうことか、またおすすめの学習教材も少しだけ紹介します。

学校で教わった英語、また受験のために一生懸命覚えた英語、でも実際に話す・書くとなるとなかなか言葉が出てこないと思うことはありませんか? どうしたらすらすらと言葉が出てくるようになるのでしょうか。そのためには、日本語で考えてから頭の中で英語に置き換えるという工程をやめることです。

1. 言葉を話すときの意識の流れ

日本語の環境で生まれ育ち、義務教育で英語を勉強した日本人が英語を話すとき、次のようになります。ちなみに話すときだけでなく、書くときも同様です。恥ずかしながら、私も大学まではそうだったかもしれません。

  1. 頭の中に言いたいことのイメージを持つ。
  2. イメージに対応した日本語が浮かんでくるので、ある程度整理する。
  3. 日本語から英語に置き換える。(頭の中で英作文を完成させる。)
  4. 出来上がった英語を話す。

これには大きな問題があります。時間がかかることです。考えた内容を置き換えるのに時間がかかってしまい、結果としてコミュニケーションが滞ってしまいます。また、日本語で考えた文章を英語にしようとすることから、どこか翻訳調の英語になってしまいます。

英語をイメージとして理解している場合はどうでしょうか。

  1. 頭の中に言いたいことのイメージを持つ。
  2. イメージに対応した英語が浮かんでくるので、ある程度整理する。(頭の中で英作文を完成させる必要はない。)
  3. 思いついたままに英語を話す。(ノリで話を始めてしまう。)

まず、日本語から英語に置き換える時間がなくなります。ノリで話を始めてしまう、というのも少し乱暴な言い方かもしれませんが、コミュニケーションを途切れさせないためには重要ですし、イメージを理解していると想像する以上にすらすらと言葉が出てくるものです。また、イメージと直結した言葉がでてくるため自然な英語になります。

2. お酒の力を借りるということ

英語をうまく話せないと思っていても、お酒が入ると上手に話せると思ったことはありませんか? お酒が入ると判断力が鈍ります。思考力も低下します。それなのに英語が上手になったように感じる。一つには、本当にただそう感じているだけということもあるでしょう。ただ、一つには、思考力の低下に伴ってイメージが前面に出てきたためと考えることもできます。お酒が入ると、気分も高揚し、楽しくなって、「ノリで」話しているのです。

では、英語をイメージとして理解するとはどういうことでしょうか。一つだけ例を挙げてみたいと思います。

3. イメージを理解する

take

基本動詞の一つであるtakeにはさまざまな用法がありますが、すべての基本となるイメージがあります。それは「手に取る」という動作です。手を伸ばし、掴んで、自分の方に持ってくるイメージです。

I forgot to take my purse with me!
(財布わすれちゃった)

「財布」に手を伸ばし、掴んで、持って外出すべきところ忘れたという文です。分かりやすい例ですね。

では次はどうでしょう。

take a picture

よく使う表現ですね。なぜtakeなのでしょうか。少しだけ想像力を働かせてみましょう。そこにある景色(などの被写体)を写真としてカメラにおさめる、つまり自分のものにすると考えることができます。やはり「手に取る」動作というところに基本があることは変わりません。

このように、手を伸ばし、掴んで、自分の方に持ってくるというイメージで理解していると、必要な場面で自然と出てくるようになり、また見当違いな時に使ってしまうこともなくなります。見当違いな場面で見当違いな言葉を使ってしまっている例を見ることも意外とあるのですが、イメージを理解していると「あれ、ここでこの言葉はおかしいかな」と思うようになるのです。

goを理解してcomeと使い分ける

goは「行く」、comeは「来る」と当たり前のように教わってきたと思います。でも、話している相手のところに「行く」時はcomeとも教わりましたよね。

「相手の立場で考え」てgoとcomeを使い分ける、これでもよいのですが、goについてのイメージを理解することも大きな助けになります。

goは「行く」ではなく、「その場から去る」とイメージするのです。そうすれば、話し相手のところに「行く」のにgoを使うことに抵抗を感じるようになるはずです。

このようにイメージを理解すると、動詞や名詞だけでなく、前置詞や接続詞、また冠詞なども正しく使えるようになってきます。

4. イメージを理解するおすすめ学習教材

『大西泰斗のイメージ英文法』

動詞、冠詞、前置詞から助動詞や時制など、学校の文法でいまいち理解できなかったもの、納得できなかったものをイメージとして捉えられるようになります。冒頭の他動詞と自動詞の違いをイメージするところですでに目からうろこでした。

前述のgoの「その場から去る」イメージについても、この本で学びました。目の前の霧が晴れるように感じますよ。

『大西泰斗のイメージ英文法 応用編』

英英辞典

どの英英辞典ということはないのですが、英英辞典です。私が高校生の時から学習に使っているのは『Longman Dictionary of Contemporary English』です。最近はオンラインの『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』をよく使っています。

英語をいちいち日本語に置き換えない、そのためにはやはり英英辞典です。英単語の意味を別の英語で説明しているため(当然ですが)、言葉に詰まった時に別の言葉で言い換える知識も身に付きます。


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