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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

仕事の入り具合(空き具合)

開業して3年、当初よりも安定して受注できるようになった感はあります。しかし安心できるまでには至っていません。もうすぐ2019年も終わりとなる今、そして2020年に向けて、表題について、またこれを改善するためにはどうすべきなのかを考えて見たいと思います。現状がいまいちな翻訳者の一例ですが、どなたかの、何かの参考になれば幸いです。

翻訳者とMLVとクライアントと」にも書きましたが、未だに翻訳業とMLVのような勤め先という二足の草鞋を履いています。ちなみに勤め先は時短勤務です。8時間も会社で働いたら消耗してしまいます。会社員の皆さんから怒られそうですが。わたしも数年前まではワーカホリックかというくらい残業まみれの勤め人だったため(もちろん好きこのんで残業していたわけではありません)、それで自分が壊れてしまったこともあるため、いろいろよくわかります。

先の記事にも書いたとおり、MLVの仕事にもいろいろ問題を感じており、完全に足を洗いたい気持ちと、純粋に翻訳に集中したい気持ちから、3年のあいだ少しずつですが翻訳の割合を増やしてきました。2019年は、月によっては翻訳の方が勤め先より収入が多くなることもありました。ただ、そんな月はまだまだわずかなものです。これについては、複業をやめればその分だけ翻訳の処理量を増やせるという考え方もできます。ただし当然ですが、希望通りに受注できる保証はどこにもありません。

たとえば、月々必要になる額の半分を勤め先、半分を翻訳業で稼ぐとします。勤め先は月曜から金曜までですが、翻訳業は週末も対応できます。翻訳の仕事さえ十分に受注できていれば、半分ずつ稼ぐことは可能でしょう(もちろん勤め先での単価や時給など金額次第です)。ただし、翻訳業は受注産業のため空いてしまう可能性も考慮しなければなりません。評価の高い翻訳者は比較的仕事が埋まります。自分の意向で休日を作ることも可能かもしれません。ところが、そうでない翻訳者は意図せず空いてしまうことがあります。

ときには休むことも必要です。さすがに仕事に追われっぱなしになるほど詰め込むと疲れるだけではなく、集中力が低下してしまい品質に影響する恐れがあります。それでも、やはり意図せず空いてしまうと不安になるものです。計画的に、たとえばいくつもの案件を受注していて、その合間に休息日を設けるのであれば問題ありません。ところが、ふと完全に空いてしまう、つまり次の案件も決まっていない状態で空くのは精神にきます。周りが思う以上に不安を、いや恐怖すら感じます。

このように意図しない空きが頻繁に発生するようでは、または自ら課しているノルマを達成できないようでは、複業をやめて翻訳一本に絞るのは危険かもしれません。

では、翻訳業で目標を達成する、または翻訳業だけで生計を立てるにはどうすればよいのでしょうか。ひとつには単価を上げることが考えられます。もうひとつは登録する翻訳会社や直取引など取引先を増やすことが考えられます。取引先が増えれば、打診を受ける案件数が増える可能性があるためです。

ここで一番重要なことは、単価を上げるにしても、取引先を増やすにしても、実力がなければどうにもならないということです。やっぱりそこか、という話に落ち着くわけです。当然です。実力がないのに単価を上げてもらえるはずがありません。実力がないのにトライアルに合格なんてできません。

では、実力を上げるにはどうしたらよいのでしょうか。簡単に言ってしまうと、努力をするしかありません。楽して実力がつくなどということはありえません。その努力もベクトルが間違っていると効果は薄い、または期待できないでしょう。だとしたら、どのような方向で、どのような努力をするべきなのでしょうか。残念ながら自分の努力している方法が正しいかどうかを自分で判断することは難しいと思います。

努力の仕方が正しいのかどうか知るため、またヒントを得るためにも、勉強会などに参加することが有効だと考えます。人の訳文を見る、その訳文の根拠を聞く、人の学習方法を知るなど、やはり一人では限界のあることも、他の方の意見を聞くことで解消できる可能性が広がると考えています。また、わたしにとって幸いなのは、勉強会に参加すると周りにいらっしゃる方はどなたも経験も実力も上のため、わたしとしては吸収することばかりなのです。

勉強会の他に翻訳フォーラムや翻訳祭、そのほか各種セミナーやイベントにも、時間とお金の許す範囲で参加しています。やはりいろんな先輩方のお話を聞き、自分に合うものや必要なものなど、よいと思うものは取り入れます。お勧めの書籍なども購入します。積読になることもありますが、まずは購入します。それを時間のある時に少しずつ読んでいきます。

何かに参加すると、同業者と交流する機会も得られます。これも意義があると思います。翻訳業は部屋にこもって一人で行うため、悩むのも一人です。同じ仕事をしている仲間だからこそ話をして理解でき、またヒントを得られることも多々あります。実際的なヒントだけではなく、共感することで気持ちが救われることもあると感じます。

焦点がぼやけてきた気がするので、この辺でやめようかと思います。今日は勤め先の仕事納めだったため、1年お疲れさまということで少し飲みながら書いています。(<文章にまとまりがなくなるとすぐ言い訳をする)

安定した収入を得るためには空き具合を自分でコントロールできるようにすることが必要です。そのためには安定して受注する必要があります。そのためには既存の取引先の信頼を得ること、新規取引先を開拓することが必要です。さらにそのために根本的に必要なのは実力をつけることです。これには楽な道はないということ、そのためには先人の書かれた書籍を読み、先輩方のお話を聞き、同業の仲間と交流するなどが効果的と考えます。

いつにも増してまとまりのないものになってしまったように思います。このようなものを書いていると十分に受注できない翻訳者になってしまうという悪い例だと思ってください。

本当にひどい文を年の瀬にお見せしてしまい大変失礼いたしました。1年の疲れが出たと思ってお許しいただけますと幸いです m(_ _)m

それでは皆さんよいお年をお迎えください。


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