翻訳を買う側の質より売る側の質
翻訳を買う側の質低下について書いたところ、売る側の質低下についてご意見をいただきました。ごもっともです。わたしとしても日ごろ感じていることです。これについても書かないと平等でないというか、業界を俯瞰していればおのずと書く…
翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ
翻訳を買う側の質低下について書いたところ、売る側の質低下についてご意見をいただきました。ごもっともです。わたしとしても日ごろ感じていることです。これについても書かないと平等でないというか、業界を俯瞰していればおのずと書く…
技術の進歩。機械翻訳の進歩(一応)。それを買う側の進歩……はどうでしょうか。
翻訳がどういうものか、翻訳にどのようなスキルが必要か、もろもろ理解されていないなあと、でも無理ないなあと思うことがありました。よくあるんですが。
いやもう、腹立たしくて腹立たしくて、愚痴ってしまいます。
政界では、自らが発端となった問題について無責任に、また他人事のように「なぜこんな問題が起こったのか」「徹底的に明らかに」「二度と起こらないよう」などと言う人たちがいます。事の大小はあれど、社会ではこのようなことがよく見受…
仕事がキャンセルになることはあります。エージェントで働いていても、ソースクライアントの都合やらなにやら、キャンセルになることがあります。もちろんフリーランスで翻訳会社から打診をいただいていたものがキャンセルになることも。
世の中は早い安いで溢れています。わたし自身そういうものを選んでしまいがちなのですが、どこかにそのしわ寄せが行っているのです。妥当な時間と適正な価格で世の中が回るべきなのですが。
翻訳に欠かせないものは何でしょう。翻訳者の能力やスキルという意味ではなく。必ずなくてはいけないもの、成り立たないもの。それは原文です。原文がなければ翻訳というものが発生しませんね。
ソフトウェアUIの多言語翻訳でお客様が次のようにおっしゃることがあります。「英語より短くすれば大丈夫です。入ります」
この春から秋にかけて、いくつかのクライアントと翻訳業務について打ち合わせを持つ機会がありました。この先もまだありそうです。そんなときに私が個人的にとる姿勢があります。CATツールの長所も短所も伝えるということです。