無償だけど確認すべきなの? 直すべきなの?
どんな仕事にもお金はからんでいます。その額と作業範囲は密接に関係しています。しかしそのことを一切理解していない人がいたら困りますよね。
翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ
どんな仕事にもお金はからんでいます。その額と作業範囲は密接に関係しています。しかしそのことを一切理解していない人がいたら困りますよね。
実はCATツール指定案件を受けたのは今年6月に入って初めてだったんです。それまでは自由なものばかり。ツール指定って思ったよりもきついんですね。
嫌なものを見ました。「グロッサリーに登録されている用語はすでに訳されているため、翻訳費用として請求されることはない。」その認識は完全に間違ってますから。
エージェントに勤めて10年以上。とはいえ多言語案件が多く、翻訳者を目指す私自身にとってプラスになることがあったのかどうなのか。得られたことがあるとすれば、CATツールについての理解でしょうか。
SDL Trados Studio 2014 Freelance Plusを2015にアップグレードしました。
この春から秋にかけて、いくつかのクライアントと翻訳業務について打ち合わせを持つ機会がありました。この先もまだありそうです。そんなときに私が個人的にとる姿勢があります。CATツールの長所も短所も伝えるということです。
CATツールのことです。自分に合った翻訳方法を模索しています。CATツールの利点もあればその逆もある。使うべきか使わざるべきか。
ソースクライアントもエージェントも、CATツールに使われていますよね。100%マッチの扱いからもよく分かります。よい訳文を作るとか関係ないですから。このままだと、とんでもないことにもなりかねませんよ。
ソースクライアントも翻訳会社もCATツールを使うのではなく、CATツールに使われています。縛られてしまっています。でも、本来ツールは人間の利便性のために利用するものです。
翻訳メモリを使って翻訳する、今や当たり前のこととなっています。しかし、長きに渡り蓄積した翻訳メモリを使っていると、さまざまな問題もまた蓄積します。そこで必要になってくるのが翻訳メモリの定期的なメンテナンス。でも、そんな適…