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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

小さい案件が大きな案件に

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小さな仕事も大切です。疎かにしたら信頼など勝ち得ることはできません。

「小さなことからコツコツと」
大切なことです。翻訳会社のトライアルを通ったとしても、いきなり大きな案件を任されることはあまりないでしょう。翻訳会社からすれば小さな案件で様子を見つつ、評価できるようであれば大きな案件も任せてみようという流れになるのだと思います。

4月中旬、ある翻訳会社から250ワードほどの英日翻訳を依頼いただきました。ウェブサイトでの広報や商品説明の概要といったもので、ソースクライアントは品質を重視しているとのことでした。検索すると、日本語のウェブサイトもあるようですが、多少たどたどしさを感じる文章です。このウェブサイトを改善したいのかもしれず、読みやすく効果的に伝えることを追求すべきと考えました。

連休直前の5月2日、同じ翻訳会社から3万5000ワードの英日翻訳のお話をいただきました。「いつならできる?」と相談いただくメールでした。サンプルの原稿もお送りいただいたので拝見したところ、前述と同じソースクライアントのウェブサイトでした。「もしかして前回の翻訳を気に入っていただけたのかも!」などと妄想してしまいます。

急いでスケジュールを立てました。エージェントでの仕事もあるため、週末に何ワード、平日の朝晩で何ワードといった具合にできる分量を検討する必要があります。安全な日程、多少厳しめの日程、いくつかのパターンを作成した結果、「できれば〇月〇日くらい。もしどうしても急ぎであれば〇月〇日、その場合レートは上がります」と回答しました。

結局この仕事は依頼いただくに至りませんでした。日数がかかりすぎなのか、レートが上がると伝えたことがよくなかったのかなど考えてしまいます。でも仕方ありません。

そんな折、その翻訳会社の方とお話しする機会があり、ソースクライアントから「あの翻訳者」というようにご指名いただいたことがわかりました。この翻訳会社の方は私が二足のわらじでエージェントに勤めていることをご存じで、「このソースクライアントは特に品質を気にされている。あなたが忙しいのは知っているので、急がせて品質を落とすようなことはしたくないから、今回は別の翻訳者にした」と仰っていました。また、「英日案件はほかにもいっぱいある」とも。

うれしさと、せっかくご指名いただいたのに落としてしまったとの思いでいっぱいになりました。エージェントの仕事は、調整して数日休むなど対応することも可能である旨お伝えし、次の機会を待つことにしました。

今は、「実力不足に悩み続けてきたわたしだけれど、信頼を勝ち得る翻訳をすることもできるんだ」と意識を前に向けようと、そう考えています。また、小さな案件でも評価いただければ大きな案件につながるのだと実感できる出来事でした。


コメント

“小さい案件が大きな案件に” への2件のフィードバック

  1. Bridgeman より:

    嬉しいニュースで、思わずコメントしてしまいました。おめでとうございます!

    • kyasu04 より:

      わざわざありがとう! でも、結局は案件を落としたというだけの話なのですよね。次に期待です。

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