Com2 Blog

翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

翻訳の相談があったら、まず翻訳メモリ、用語集、過去の翻訳の有無を確認しましょうよ

reference-and-all

「こんな翻訳をお願いしたい」とソースクライアントからPDF(時にはスキャンしたPDF)、Word、Excelなど送られてくることがあります。原文のカウントはできます。どのような内容かも分かります。それはそれとして、必要な材料や資料が手に入るか確認することも必要です。

また自分の勤める翻訳を扱う会社の話になってしまいますが、おつきあいください。

ソースクライアントから前触れもなく翻訳依頼メールが入り、ファイルが添付されていたりします。「○月○日までに○○語訳がほしいんだけど。」このような場合だいたい短納期です。量が少なければまだしも、結構なワード数があったりすることもしばしば。

まずは営業担当宛てに連絡が入ります。私たちコーディネーターもCCに入っていることもあります。メールが入って少しすると営業や上司が相談にやってきます。「そうですね、このボリュームでこの日数は厳しいですね」とか「この日程だとどの程度の品質を求められるかによりますね」と私。

「何か必要なものある?」

「翻訳メモリや用語集はあるんですかね? ないとしても参考までに過去の翻訳例とかほしいですね。」

こんなたいしたことない会話はいつものこと。

「過去の参考訳例とかあったとしても、翻訳者はそれを見ながら訳すと手間ですよ。もしそんな状況で品質がどうとか求められると厳しいですね。」

「あぁ、そう・・・」(懸念を伝えられて、なんだか落胆しているような、困っているような返事)

それはそうですよ。参考資料を見ながら、その中でも参考にすべきところを探しながら翻訳するんです。ソースクライアントはそこまで考えないでしょうけれど、翻訳を請け負っている人たちは、そのくらい分かりましょうよ。翻訳は大変なんですよ。といつも心の中でつぶやいたりします。

こんな具合に、翻訳作業がどういうものかなかなか覚えてくれない人は多いのではないでしょうか。覚えるというほどの内容でもありませんけどね。


コメント

コメントを残す