本日10月31日付で退職しました。でも明日からどうするかというと、同じ職場に通います。言ってみれば、二足の草鞋生活が始まるのです。
11年半勤めた会社を本日10月31日付で退社しました。いよいよ個人事業主となります。
明日の朝、今まで通り出社します。ボケているわけではありません。社員ではなくなりましたが、外部業者として契約し、今まで通りの業務にあたるのです。
そもそも退職することを決意したのは翻訳をしたかったためです。障害となったのは会社の就業規則です。日本の会社は副業を禁止しているところがまだ多いのではないでしょうか。現職場も御多分に漏れずです。かといって定年まで待つ気にはなれません。勉強ではなく、実務として翻訳の経験を積みたいのです。
とはいえ、いきなり翻訳で食べていけるほど甘い世界ではないことは重々承知しているつもりです。そんな中で会社とも相談して出した結論が外部業者として契約し、働き続けることでした。平日の昼間は今まで通りの仕事をし、報酬をいただき、朝晩と週末に翻訳をするというわけです。
今までは就業規則に抵触しないよう我慢が必要でしたが、これからは思う存分トライアルを受けて、落ちて、へこんで、立ち直って、徐々に実力をつけ、また気持ちを強くしていくことになると思います。
当面、会社から報酬をいただけるというのは今の自分には本当にありがたい話です。家族を路頭に迷わせずにすみます。しかし、いつまで二足の草鞋を履いていられるかは分かりません。
翻訳の仕事が忙しくなり、翻訳の収入だけで食べていけるだけの見込みが立って、現職場との契約を延長しないという時期が来るかもしれません。
あるいは、会社で新たな人材を採用し、教育して、いずれ私が不要になることも当然考えられます。企業としてはそれが正解ではあります。いついなくなるか分からない人間に頼り続けるよりは、安定して働いてくれる人材にかけるというものでしょう。
つまり、私から契約延長をしない、あるいは会社が契約延長しないというふたつの可能性があります。どちらが先に来るか、それだけが問題です。
まずは翻訳の仕事を頂けるよう、トライアルを受けるなど前へ前へひたすら進んで行くしかありません。
心機一転! しかしなんだか思っていたような変化などまるで見られない出発となりました。案外そんなものかもしれません。ドラマチックな人生を妄想するよりも、とにかく現実的に向上することだけ考えるべきですね。
個人事業主デビューおめでとうございます!\(^o^)/
優しい会社さんですね~。
そのうち翻訳1本で食べられるようになったらよいですね♪
ローズ三浦さん、ありがとうございます。
いつもブログを楽しく拝読しております。読んでいると本当に楽しくなります。
翻訳だけで食べていけるよう頑張ります。