開業したのはよいのですが、会計の素人である私には帳簿など頭の痛い問題でした。そこで会計事務所に伺い税理士さんに相談してきました。
ただでさえ会計の知識のない人間には何から何まで難しいのですが、開業した今年は困難を極めます。というより素人の私には不可能です。
先日まで会社員として給与収入がありました。今月からは外注登録をして同じ会社から報酬を頂きます。さらに翻訳をすれば別途収入が発生します。これをどう処理してよいか、それだけでも頭から煙が出そうです。
それに開業費も計上したいわけです。アーロンチェアに机にコンピューター、通信講座に書籍、どれだけ計上して認められるのかわかりませんが、相当な額です。65万円を超えるかもしれません。
まず考えたのは自分でExcelなどを使って帳簿をつける方法。税務署でもらった冊子や青色申告に関する書籍、またネットでの情報を参考にして各種補助簿のフォーマットを作成し、できる範囲で入力を始めました。しかし、何とかそれらしく入力できる帳簿と分からない帳簿が出てきました。やはりある程度の知識がないと困難なのかもしれません。
次に会計ソフトやクラウド会計を使うという方法を考えました。実際に、まず無料お試しの登録をし、初期の設定や情報の入力を始めました。しかし、その初期の段階で躓きました。やはり基礎的な知識もないと難しいのかもしれません。
これはプロに相談するべきではないかと考えるようになりました。
実は、息子のお父さんとおじいさんが会計事務所を開いていらっしゃると聞いていたため、ウェブで調べていたところ、紹介ページに「独立、開業支援に関する業務」と書かれていました。そこで連絡し、まずは相談に乗っていただくことになりました。
実際にお会いすると、非常に物腰の柔らかい方でした。相談してよかった。
エージェントで働いていると、素人にやらせてはいけない仕事、プロに頼むべき仕事というものに敏感になります。会計についてがまさにそれです。これこそ素人の私がどうこうできるものではなく、プロにお願いすべきものと感じました。
税理士さんとの会話で、今年は記帳代行と決算の対応をしていただき、来年からはそれを参考に自分でやってもよいのではないかということでした。
きっと翻訳者・翻訳家の諸先輩方はご自分で記帳し、確定申告をされていると思います。私も自分のことは自分でできるようになるべきだと考えていますが、まず最初はプロのお力をお借りし、間違いのない処理をするとともに、今後の参考にさせていただこうと思いました。
翻訳だけではないですね。フリーランスになるということは、他にも覚えなければいけないことがたくさんあります。でも覚えること、学ぶことは楽しいですね。
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