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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

数字も記号も確認したほうがよいのだけれど

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数字だけだったら、あるいは数字と記号だけだったら翻訳しなくてもよいと考えるクライアントはいらっしゃいます。でも実際それでは問題もあります。

数字でも翻訳不要の用語でも、全部カウントしますよでも触れましたが、数字を翻訳ボリュームにカウントしたくないクライアントはいらっしゃるようです。でも数字も立派な翻訳の要素です。文中の位置、そのままかスペルアウトするかなど、検討が必要です。

しかし、数字だけだったらどうでしょうか。また、数字と記号のみの場合どうでしょうか。

こんなことがありました。クライアントから用語集をいただきました。中には「4.4」のような値や「5%」のようなものも含まれていました。そこで「あれ?」と思ったのです。多言語すべてに英語と同じものがコピーされていたのです。

小数点についてはご存知の方も多いかもしれません。欧州の多くの言語では、小数点は英語のピリオド「.」の代わりにコンマ「,」が使われます。つまり英語の「4.4」は正しくは「4,4」と記載する言語が多いのです。

また「5%」も侮ってはいけません。多くの言語では英語と同じ表記ですが、トルコ語では「%5」と表記するようです。マイクロソフトのスタイルガイドにもそのように書かれています。

「数字や記号程度のものは日本語や英語と同じに決まっている」というように思われている方も多いかもしれません。しかし、自分たちの常識がほかの国、文化、言語では非常識であったり、違いがあることも多いものです。

違いというものがあるのは当然のことであり、どんなことでも自分の常識内での思い込みは誤りを生む可能性があること、また自分の知識や可能性を狭めるかもしれないこと、そんなことを当たり前のように感じられるとよいのかもしれません。


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