翻訳祭の交流パーティーに初めて参加しました。多くの方と名刺を交換して挨拶しました。その会話から自分の名刺に足りないものが見えました。さらにそこから自分に足りないものも見えてきました。
名刺を交換して挨拶。最初に聞かれたことNo.1は「分野は?」でした。翻訳者同士の挨拶となれば、最初に気になるのは当然分野ですよね。ところが、私の名刺にはそのような基本的な情報をいっさい載せていなかったのです。
はじめての名刺(デザイン百貨店)で書きましたが、今回作成した名刺はかなりシンプルなものです。自分の売りなどは載っていません。今後経験を積み、徐々に記載を増やすことができればと思ったのです。ところが、情報があまりに不足していました。
開業したてで経験がなく、専門分野が定まっていないにしても、「実務翻訳」「産業翻訳」といった情報すら載せていませんでした。
分野を絞れていないというのは、あり得ないくらいポジティブに考えれば「可能性は無限にある」ということでしょうか。でもこれってやればできる子YDKみたいです。やればできる、可能性はある、でもやっていない、できていない。結局今は何もできませんと公言しているようなものです。恥ずかしいったらありゃしません。
さらにひどいことに、対応言語や言語方向も書いていませんでした。バカです。そもそも何語を扱えるんだという。
あと、会話の糸口として活動拠点を記載しておくとよいと感じました。番地など詳細なものである必要はなく、都道府県名や市町村名くらいあれば十分かもしれません。
まとめとして、今度名刺を作成する際には次の情報が必要と考えています。
- 分野
- 対応言語や言語方向
- 活動拠点
逆に今回良かったと思うのは次の点でしょうか。
- ブログのURLやTwitterのアカウント
- 写真
良い点は少ないですね。Twitterのアカウントが一番役に立ったかもしれません。意外とご存知頂けておりうれしく思いました。SNSは効果がありますね。Facebookは載せていませんでしたが、こちらも検討すべきかもしれません。
名刺の改善点を挙げましたが、やはりそのためには載せられるだけの仕事をし、それだけの技術など実力をつけなければいけないと改めて感じることのできた交流パーティーでした。
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