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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

想像力って絶対必要だなと思うこと

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想像力って絶対的に必要なものだと思います。世間で起こっている問題や事件は、たいてい想像力の足りない人が起こしているとさえ思えます。翻訳の発注者も同じです。

想像力って大事です。想像力がないと相手の気持ちを考えられず、相手を理不尽に苦しめます。

いじめと呼ばれる犯罪。加害者は被害者の気持ちや痛みを想像できない。

子どもを兄弟姉妹や他人と比べる大人。比べられる子どもの気持ちを想像できない。

性犯罪。被害者の尊厳をどれだけ貶め、生涯忘れられないような苦しみを与えていることを想像できない。

ヘイトスピーチ。ただ一生懸命生きているだけの人が、その一言でどれだけ理不尽につらい思いをするのか想像できない。

人種差別。生まれてきただけで差別される理不尽。そのやりきれないつらさやくやしさを想像できない。

思想や信仰に対する抑圧・弾圧。人はそれぞれ違うものなのに、すべて否定するその先にある恐ろしい世界を想像できない。

想像力があって、できれば思いやりもあれば、ほとんどの問題はなくなるはず。でもそれができないのが人間。

で、こんなことは仕事でもあるわけです。

私は翻訳業に関係した仕事をしています。いわゆるエージェントです。とんでもないデータを頂いて、翻訳するよう申し付かっています。仕事に対する拒否権は、ありません。受注の可否についても、選択する権利はありません。

これも、ほんのちょっとした思いやりですべて解消すると常々思っています。

日本語のライティング。これから英訳すると分かっていたら、翻訳に適したライティングをするのはプロとして当然のことです。日本語の特徴などと言われる曖昧さは排除すべきです。曖昧なものを訳すときどれだけ困るか考えたら分かりそうなものです。

英語のライティング。やはり多言語の原文になると分かっていたら、曖昧さを避け、必要であれば代名詞ではなく主語や目的語を明示すべきです。原文が英語でも、曖昧さは誤訳を招きます。考えたら分かるはずです。

もちろん、想像力だけではどうにもなりません。まずは基礎的な実力や技術力が必要なのは当然です。そのために、『The Global English Style Guide』などテクニカルライティングや明快な英文を書く方法を示した書籍も出ています。

まずライティングなりなんなり基礎的な力をつけること、それと併せて皆さん、IMAGINEです。


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