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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

グロッサリーの用語は訳されているからカウントしないだって?

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嫌なものを見ました。「グロッサリーに登録されている用語はすでに訳されているため、翻訳費用として請求されることはない。」その認識は完全に間違ってますから。

数字でも翻訳不要の用語でも、全部カウントしますよでも書いたとおりです。

先日目にしたとある資料に愕然としました。「グロッサリーに登録されている用語はすでに訳されているため、翻訳費用として請求されることはありません。」特定分野専用の翻訳の工程を管理するツールの資料です。もちろんこの認識は完全に間違っています。

グロッサリーの用語を何も考えず入れるだけであれば、文章の先頭か末尾にまとめて置いておきましょうか。そういうことです。グロッサリーを参照するにしても、以下のように考えることはあります。

  • 用語を入れる位置
  • そのままの形で入れて問題ないのか(活用など)
  • 同じ単語でも意図が異なっていないか(異なっていればグロッサリーを適用すべきではない)

グロッサリーにも翻訳メモリについても、そもそも基本的には強制力を持たせるべきではないと考えます。指定用語やUIメッセージあるいは過去の翻訳を参照して、表記・表現の統一を図り、あわよくば効率化しようというものです。参照してそのまま使うか手を加えるかは翻訳者の判断に委ねるべきです。

この点をソースクライアントが理解していないのであればまだしも、このような認識を翻訳に関わるツールの開発会社が持っていることに驚いた次第です。


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