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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

翻訳でもプルーフでも何でも、「ちょっとだけだから無償で」は絶対にダメ

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「ちょっとだけだから無償でやってくれないかな。」「たったこれだけなんだからおまけしてよ。」翻訳やプルーフ、また他の仕事でもありがちだと思います。絶対にダメです。

翻訳のコーディネーションをしているとこのようなことがよくあります。
「手配漏れがあったのでお願いします。」
「追加文字列が出ちゃいました。」
「原文に誤りがあったので直しました。訳も対応お願いします。」

こんなとき、翻訳者への手配はどうするでしょうか。

先日、英文プルーフ結果を納品してから1~2週間でしょうか、追加プルーフ依頼がありました。ほんの1文だけです。同僚からどのように手配すべきか聞かれました。少しだけなんだけど、どうしようと。

私の答えは「ミニマム料金を支払うべきなので、新たに発注をしてください。」

少しであってもたくさんであっても関係ありません。プロである翻訳者に依頼するのです。たとえ短時間であったとしても、貴重な時間を割いて対応してもらうのです。

以前「翻訳をなめている人って、身内(MLV)にもいるんですよね」でも書きましたが、翻訳者は1文字1文字、1ワード1ワードに対する仕事で対価を得ています。生活に直結しています。ただ会社で座っていれば給料が出る会社員とはわけが違います。(誤解があるといけないので補足しますが、この記事を読んでいる方はまじめに働いていることでしょう。でも働いているふりをしている人、おしゃべりばかりしている人、身の回りにもいますよね。)

翻訳中、プルーフ中であれば、翻訳者やプルーファーに追加依頼を対応可能か確認します。その上で、当初の発注にその分上乗せして請求してもらえばよいでしょう。

しかし、一旦仕事が終わった後であれば、別案件として依頼するのが望ましいです。そもそも翻訳者やプルーファーのミスでもなければ、想定もしていないわけです。その仕事と同じプロジェクトだからというのは通用しません。ソースクライアントからすれば、同一プロジェクトなのだからと考える人もいるかもしれません。でも、翻訳会社にいたらそのくらいは分かっているべきです。

非常に頷ける記事がありますのでご紹介します。
プロの知識と経験と時間をタダで求めないでください。「ちょっと」でも「がっつり」でも関係ない。

思うに、「自分の都合ばかり押し付けない」「人のことを思いやる」「想像力を働かせる」ということで、お互いに気持ち良く仕事ができるのではないでしょうか。


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