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英語力伸び悩み解消! 話すことに慣れる3つの練習法

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英会話でのコミュニケーション力向上に焦点を当て、話すことに慣れるための学習法、練習法を3つご紹介します。

この記事は、英語の中級者、学び続けていて基礎は身に付いているが会話でなかなか言葉が出てこない、といった方を対象として想定しています。

言語上達における「勉強」と「練習」

英語に限らず言葉の学習には、勉強で覚える部分と練習で上達する部分、2つの側面があります。文法などのルールを覚えるのは勉強、文面や会話でのコミュニケーションが上手になるには勉強という基礎の上に練習で慣れることが必要です。特に会話については運動と同じと考えることができます。口を動かすには筋肉を使い、また会話を途切れさせないようにするには瞬発力も必要となるためです。

言語の練習には、その言語が話されている国に行き、その言語を使わざるを得ない状況に身を置くことが一番効果的でしょう。しかし、「海外に行ってきます」と言って会社を辞めたり生活を置き去りにすることはなかなかできません。では、どのように練習をすればよいのか。実際に私が行っていた方法をご紹介いたします。効果があるかどうかは保証できかねますが、参考にしていただければと思います。

練習法(1) シャドーイング

海外ニュース、映画、TVドラマなど、とにかく好きなものを見て真似をします。

私が一番よく使ったのはNBCのTVドラマ『Friends』です。見ていて楽しいのはもちろんですが、シチュエーション・コメディだけあって会話のテンポも参考になりました。
DVDを購入してから、それぞれのエピソードを何度となく見ました。

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重要なのはどのように見るかです。

1回目は字幕なし。ただ楽しみながら見ます。全体の話の流れが分かればよいでしょう。楽しくなければ続けるのも苦痛になってしまいます。モチベーションを保つことも重要ですよね。

2回目からは1回目より会話・セリフに集中して見ます。まだ字幕なしです。徐々にセリフを聞き取ることができ、1回目では漠然と面白いなと思っていたものが、会話の一つ一つを楽しむことができるようになっていきます。慣れてきたらまずは雰囲気だけでもよいので声に出して真似をします。すべて正確である必要はありません。最初は言葉としてでなく音として真似するだけでも大丈夫です。
何回行うかは決めません。自分でよいと思うまで繰り返します。

最後に英語字幕ありで見ます。正しく聞き取ることができたか確認し、正しいセリフを真似するようにします。ここで繰り返し練習をします。ちなみにここで行っているのは「シャドーイング」ではなく「オーバーラッピング」と言います。

シャドーイングとオーバーラッピングの違い

シャドーイング(shadowing)は、影が自分の一歩後ろをついてくる様をイメージすると分かりやすいかもしれません。役者などの声からわずかに遅れて発話します。

オーバーラッピング(overlapping)は重なるという意味の「overlap」からも分かるように、役者の声にかぶせる、つまり同時に発話します。

日本語の字幕

日本語の字幕ありで見てもよいでしょう。翻訳者がどのように翻訳しているのか分かります。文化の違いを制限のある文字数内でどのように表現しているのか見るのも面白いですよ。

練習法(2) 日常的に心の中で英語をつぶやく

日本人の家族、友人、同僚に囲まれている中で英語を使う機会はほぼ皆無と言ってもよいでしょう。とはいえ、やはり英語で考える習慣を身に付けたいものです。独り言で英語をつぶやいていてもよいのですが、はたから見るとおかしな人に映るかもしれません。いや、そう思われるでしょう。せめて心の中で英語をつぶやいてみましょう。これは非常に簡単なことです。お金もかかりません。

通勤で駅に向かう道すがら “I’m walking.” とただ歩いている自分の行動を簡単な英語で考え続けます。また、次の角を曲がるときには “I’m going to turn right at the next corner.” と考えるようにします。ただ簡単な英語で自分の行動や見たものを考え続けるのです。

何も難しく考えることはありません。中学で習うようなレベルで構わないのです。重要なのは、とにかく簡単な内容でも繰り返すことと続けること。この練習をすることで、英語で考えることを習慣づけることができ、また英語が瞬発的に出てくるようになります。もちろん最初は簡単な内容でしか出てこないかもしれませんが、この練習を毎日続ける中で徐々に考える内容のレベルを上げていけばよいのです。毎日練習しているレベルの内容で瞬発的に話すことができるようになるはずです。

練習法(3) 英語ネイティブの友人を作る

やはり結局は英語のネイティブスピーカーと話をするのが一番です。前述の練習の成果を確認することもできます。

いまどきは、身の回りに外国人も多くなっていると思います。かといって、やみくもに目についた外国人に「友達になってください」というのもやはり怪しまれるかもしれません。

私の場合は、AET(Assistant English Teacher/英語指導助手)の世話をしている知り合いがいたのが幸いでした。英国人やアメリカ人などのAETと食事をしたり、祭りなどのイベントに出かけたりして、楽しみながら会話をする機会を持つことができました。

最近は、英国人の英日翻訳者の友人と時折話をするくらいとなっていますが。

まとめ

カナダに語学留学をしたことがあるのですが、その時の先生が言葉は “Use it or lose it.” だよと言っていました。使わなければ忘れていく、下手になっていく、ということです。

私自身、使い続けているとき、または練習を続けているときは会話をしていても比較的反射的に英語が出てくるものでした。現在、毎日のように英語を読み書きしてはいますが、会話をする機会がグンと減りました。そうなると時々英語での会話が必要になった時にまるで英語が出てこないのです。”Use it or lose it.” を実感します。

「継続は力なり。」小さなことからこつこつと地道に続けること、会話力を身になり、また身に付いた力を維持できるのです。私も最近さぼっていた練習を再開しようかと考えています。


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