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英文科卒だからって英文を正しく書けるわけじゃない

diploma

英文科を卒業しているからって英文ライティングできるわけじゃありませんよ。

不自然な英文がありました。よくよく話を聞くと、日本人のお客様がご自分で書いた英文だったとのこと。結局リライトし、英語ネイティブのプルーフをすることになりました。

エージェントでの会話:

Aさん「英文ライティング素人の日本人が自分で書いたものをそのまま世に出そうとするのはまずいよね。」

Bさん「でもあの人英文科卒だよ!」

Aさん「えっ!」

Aさんは、不自然な英文を書いたお客様が英文科卒だったという事実に驚いたのではありません。英文科卒だったら問題のない英文を書けると思っているBさんに驚いたのです。そうです。こんな勘違いもはびこっているのです。

英文科卒だからって、英語をまともに話したり書いたりすることのできる人、果たしてどのくらいいるでしょうか。日本で大学に入ったとして、よほど能動的に学習しようという姿勢がない限り、卒業しても専門知識が身に付く保証はほとんどありません。

調理師の専門学校を出た人が必ずしも一流の料理人になるわけではありません。音楽学校を出た人が必ずしも一流の音楽家になれるわけではありません。そう、人それぞれ。個人の能力ややる気にかかっているのです。

英文科を卒業した人であれば、恐らく英語の基礎くらいは分かるでしょう。なんとなく英文を書くこともできるでしょう。しかし、英文ライティングは別次元です。英文メールを正しく書くことすらままならないかもしれません。

中には努力して、専門知識をしっかり身に付け、羽ばたいていく人もいます。英文科卒のくせに英語ができない人がいる=英文科卒は全員英語できない、ということにはなりません。しかし、英文科卒=全員英語ができる、ということも言えません。

せめて翻訳を扱う仕事をしているのなら、そのくらいのことは分かっているべきでしょう。英文ライティングなり翻訳なり、その道のプロが行うべきことは当たり前のように理解していなければなりません。

かく言う私も、学生時代真面目に授業は受けていたものの、受動的に話を聞き、ノートをとっていただけの無駄にまじめなだけだったくちです。十分な能力がつかなかった人間です。人のことを偉そうに言えませんね。


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