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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

CopyrightとAll rights reserved.とローカライズの悩み

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当ブログ一番下、Copyrightの表記を変更しました。というか簡素化しました。台東区上野にあるWeb制作会社LIGのブログ記事「年号と©マークと何が必要?Copyright(コピーライト)表記の正しい書き方」が非常に参考になりました。

1. 変更前、変更後

変更前
©2015 Com2 Blog. All rights reserved.

変更後
©2015 Com2 Blog

Copyrightは©マークだけでよいのは知られているかもしれませんが、All rights reserved.ってあってもなくてもよかったんですね。

でも、あってもなくてもよいこれが意外とくせものなんです。ローカライズ(多言語翻訳とか)するとき翻訳すべきか悩むんです。

2. CopyrightとAll rights reserved.は翻訳すべきか

現職は翻訳のコーディネーションなど行っているのですが、例えば取扱説明書などでは、このCopyrightとAll rights reserved.を記載していることが結構あるんです。

今まで見聞きした限りでも、クライアントごと、また翻訳会社や制作会社ごと対応がさまざまな様子です。

言ってしまえば、確固たるルールはないのです。

3. 大手のWebサイトはどうなっているのか

参考までに、世界的に大きな企業のWebサイトはどうなっているのかほんのいくつか見てみました。

MicrosoftのWebサイトは、LIGのブログ記事にあるように「© 2015 Microsoft」のみです。
microsoft-ja

AppleのWebサイトは、「Copyright © 2015 Apple Inc. All rights reserved.」と丁寧に記載されています。他の国と地域を見てみると、Webサイトがローカライズされている言語はAll rights reserved.も訳されているようです。東南アジアや中東などはWebサイト自体が英語ままのようで、その場合はAll rights reserved.も英語ままとなっています。
日本のページ
apple-ja
フランスのページ
apple-fr

AdobeのWebサイトは「Copyright © 2015 Adobe Systems Software Ireland Ltd. All rights reserved.」とさらに丁寧に記載されています。他の国と地域を見てみましたが、All rights reserved.も含めて英語ままとなっているようです。
フランスのページ
adobe-fr

4. 大手のUI文字列はどうなっているのか

Microsoft Language Portalで数言語検索してみると、All rights reservedは訳されていることが多いように見受けられます。

AppleのWebサイトから、Macintosh OS XなどのUI文字列データをダウンロードできます。各国語の状況を見てみると、全言語において訳されているようです。(本日現在提供されている用語集の最新版であるOS X 10.9.2 Mavericksの用語集での確認結果です。)

5. まとめ

Copyrightは©と重複するためなくす方がすっきりしてよいでしょう。

All rights reserved.は取扱説明書などの印刷物、またWebサイトにおいても、記載することに意味はないかもしれません。ただし記載することで転載禁止などの意思をより明確に伝えることはできるかもしれません。

ローカライズの際、All rights reserved.は翻訳してもしなくても問題になることはないでしょう。ただ、記載がなくなればもっと楽になりますね。


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