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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

料理人になりたいのにファミレスでチンだけしているように思える件

microwave-oven

翻訳が好きです。でも周りがみんな翻訳を軽視しているように感じます。料理が好きで料理人になるのが夢なのに、ファミレスでチンだけしている、そんな気分です。

誤解があるといけないので言っておきます。ファミレスがいけないとか言っているのではありません。もちろんよいお店もあれば、そうでないところもあるでしょう。国産野菜を使うなど、食材にこだわりを持っているお店もあれば、冷凍をチンするだけというところもあるでしょう。

私が感じていること、それは、料理が好きで料理をしたいと思っているのに、冷凍されて届いたものをチンするだけの店とか、そんなものが当たり前になっている業界にいるような気分なのです。

お客様は安く食べられるものを求めて来店します。当たり障りのないメニューと味。さしておいしいわけではないけれど、まずいわけでもない。可もなく不可もなく。

QCDで言えば、味はそれなり、安くて、頼んだらすぐに出てくるようなものを求められているのです。おいしいものを作ろうとか、そんな気概はいりません。お客様も求めていなければ、店側もそこまでできないし、それが当たり前になっている。料理のことを知らない人が多いくらいです。

好きなことをないがしろにされている、これってかなりのストレスなんです。無駄で無意味なストレスです。生きるためにお金を稼がなければならない、そのためだけに会社に行って、自分の信念もぐっと抑えて、耐え忍ぶのです。

できるだけのことをしようとは努めています。翻訳の材料を必要なだけ準備しようとか。でも日程が限られている中で、原文の英語のできが悪いことに気づいてしまったとき、致命的なものをどうにか取り繕うのが精いっぱいになってしまいます。十分な材料や参考資料を提供してもらえないこともあります。提供してもらうにも時間がかかれば、もう待っていられません。手配せざるをえません。

翻訳結果にはできるだけ目を通したいと思っています。日英や英日であればできるだけ読んだり。でもそこまで求められていなくて、かけられる時間にも限りがあったり。多言語なんかだと体裁しか見る時間がなかったりもします。もちろん、翻訳者とプルーファー、2人の目を通っているので、品質はそれなりに確保されているはずなのですが。しかし、だとすると私がしているのは何なんだろうとか、考えてしまうこともあります。

私は料理(翻訳)には正直でありたいのです。であれば、料理人として独立して店を構える(翻訳者としてフリーランスになる)か、別の店や業界に転職するしかないのかもしれません。


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