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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

非ネイティブの書いた英文をチェックする際は高めに設定すべし

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翻訳のプルーフリーディングやチェッカーの仕事は訳文の質如何で、かかる負担は大きく異なります。提供される訳文がネイティブによるものかどうか、事前に確認すべきかもしれません。

2016年9月11日、記事のタイトルを「非ネイティブによる英文のチェックは高めに設定すべし」から変更しました。二通りにとれるものであったためです。Aki Tomoさん、ご指摘頂戴しありがとうございました。

以降、日英翻訳を想定した内容です。

翻訳は原文の文字数あるいはワード数で請求することが多いと思います。

プルーフリーディングやチェックは時間で請求することが多いと思います。

翻訳は一定の分野であれば難易度もある程度決まってくるため、1ワードいくらという具合に単価設定すればさほど外れはないでしょう。

プルーフリーディングやチェックは同じ分野であっても誰が翻訳したかでその作業負荷は大きく異なります。仮に「翻訳と同じように1ワードいくらで設定しよう」と思っていると、痛い目を見ることになることも少なくありません。

本来のプルーフリーディングらしく文法ミスやスペルミスなどを修正するだけで済むものもあれば、提供された英文が使い物にならないレベルで、リライトしなければどうにもこうにもならないという状況もあり得ます。

文法ミスやスペルミスを修正するだけで済めば、かかる時間は翻訳するのと比べて3分の1から4分の1程度となることが多いのではないでしょうか。しかしリライトになると下手をすると翻訳以上に時間がかかります。

たいていは受け取った原稿を目にするまでその内容は分からないものです。読み始めた途端「なんだこれ?!」となるわけです。もし事前に連絡を受けたワード数やページ数で見積りを作成したとします。見積り金額から大きく変動するのを嫌うクライアントもいます。そうなるともう自分が泣くしかなくなってしまいます。

妥当な報酬を受けるにはどうすればよいのか。訳したのが(あるいはライティングしたのが)英語ネイティブなのか日本人なのかという点が最低限の目安になるかもしれません。

もちろん日本人でも日英翻訳に長けている方や英文ライティングの経験をお持ちの方であれば品質の高い英文が出力されることも考えられます。しかし、「英文科卒だから」「英語が話せるから」という理由で翻訳の経験もライティングの知識もない人に英訳や英文ライティングをさせるクライアントも意外と多いものです。

英文のプルーフリーディングやチェックの打診を受けた際、ワード数などのボリュームだけでなく、どのような方が訳したか、あるいはライティングしたか、そのバックグラウンドを確認するとよいかもしれません。それにより料金設定を変えるのです。

英語ネイティブの英文とそうでない英文で料金設定を変えることにはクライアントにとっても良い影響があると考えます。元々の英文の質が悪ければ、修正にそれだけ手間もお金おかかるという現実を理解してもらえることです。また、翻訳なりライティングなり、素人にやらせてはいけないことを理解してもらえる可能性があることです。プロと素人の違いをお金の面から理解してもらうのです。

ちょっとおこがましいかもしれませんが、このようにクライアントを教育するということは、翻訳会社など翻訳を請け負う会社の務めかもしれません。クライアントは翻訳やライティングのプロとは限りません。そこはどこかで誰かが補い、改善に導く必要があります。もちろんクライアントにも改善していく意思が必要です。相互の協力ですね。


コメント

“非ネイティブの書いた英文をチェックする際は高めに設定すべし” への2件のフィードバック

  1. Aki Tomo より:

    でたでたネイティブ信仰。
    英語ネイティブに日本人の英語を直してもらえば安心なんですかねえ。英語ネイティブがプルーフリーディングしてリライトもしてくれるわけないじゃないですか。冠詞と前置詞と単複をちょこっと直しておしまい。だってそれ以上直すのめんどくさいもん。だいたいあなたは英語ネイティブに英語を教えたことないでしょ。文法もスペルもめちゃくちゃ。なぜ間違ってるかを説明してもぽかんとしてるだけ。英語ネイティブの英語観なんてそんなもん。あてにならないよ。
    そんなネタよりあなたの日本語の方がヤバイね。タイトル変じゃないかな。形態素解析してstructure tree書いてみな。「非ネイティブによる英文チェック」って、英文をチェックするのが非ネイティブかとおもったよ。二通りに解釈できるタイトルを書いて平気で公開しているようじゃあなたの日本語そのものが非ネイティブレベルってことだね。

    • kyasu04 より:

      Aki Tomoさん、私の至らない点をご指摘いただきありがとうございます。
      悪文の代表とも言えるような二通りに解釈できるものをタイトルに掲げていたこと、お恥ずかしい限りです。厳しいご忠告、真摯に受け止めたいと存じます。
      内容に関してですが、ネイティブであれば問題ないという認識を持っているわけではありません。日本人でも(私のように)まともな日本語を書いたり話したりできない人も多くいるわけですし。英語のネイティブであっても、それぞれの方のバックグラウンドによって天と地の開きがあるとは思っています。ただ、プルーフリーディングを依頼する英語ネイティブは、何らかの試験やトライアルに合格しており、文法などの知識を有していると考えます。
      ちなみに私は英語ネイティブに英語を教えたことはありません。Aki Tomoさんは英語ネイティブに英語を教えていらしたとのこと、日本語のみならず英語も相当な高いレベルでいらっしゃると考えます。
      わざわざコメントいただきありがとうございました。

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