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翻訳とWeb制作を基礎から分かりやすく学ぶ

もやしの値段を見て思うこと

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値段の安いもやしは庶民の味方。でも安すぎると心配になってしまいます。

もやしは常に安く、一人暮らし時代も随分助けられました。当時(10年以上前)、たしか40円か50円くらいだったと思います。葉物は天候に左右されやすいのですが、もやしはいつも同じ。安月給のサラリーマンにも優しいのです。

しかし、最近スーパーで19円とかで売っているのを見かけ、心配しています。もやしの生産者の方々は生活が成り立っているのか。

私はもやし栽培に詳しいわけではないので、そこらじゅうに転がっている情報を元に考えるだけです。「原料は輸入しているから原価が安い」とか、「一袋40円が限界」とか。結局のところ生産者の方々の現実は分かりません。

これ以上安くする必要があったのか分かりません。テレビで「タイムサービス」など激安店を紹介するからなのか、デフレの影響なのか。ただ、むやみに安くすればよいものではないと思うわけです。もやしが40円でも50円でも高いと思ったことはありません。

何でもそうです。妥当な価格はあります。必要以上に安くする必要はないと思うのです。

翻訳もそうです。どこかの翻訳会社がクライアントの要望に応えて徐々に単価を下げ、結果として数年前からすると1ワード当たり数円下がったりしています。同業者、翻訳者、業界などへの影響は考えなかったのでしょう。

私がもやしの生産者を心配するのが必要なことなのか取り越し苦労なのか(実際には儲かっているのかどうか知りませんので)分かりません。でも、翻訳会社やソースクライアントの中に、私がもやしの生産者を心配するように、少しでも翻訳者のことを心配してくれる人がいることを願います。

「こんなに安くて大丈夫かな?」「翻訳会社に聞いた1日翻訳できるワード数を考えると、この金額では翻訳者さんは大変なのでは?」そんなTranslator’s shoesを履いて考えてくれるような、思いやりのある、想像力のあるひとが増えたらいいなと、もやしを見ながらそんなことを思いました。


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